英語学習用ツール

英語辞書の解説の違いを比較してみる

2014年8月5日

英語でわからない単語を調べる時は、同じ単語をいろいろな辞書で調べる事があります。
今回もちょっと気が向いてある単語を調べた時に、ある辞書でだけ気づけた事実に出くわしたので、書き残しておきます。

festivities はなんで複数形?

Ankidroid で学習をしてたいた所、以下のような問題に出くわしました(自分で作った問題なのですが・・・すっかり忘れています)

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この答えは、「festivities」なのですが、何かの例文を引っ張ってきて丸暗記しているため「なんで複数形なんだろう?複数のお祭りがいろんな場所である事を示しているのかな?」と思っていながらも、意味を理解していませんでした。

ちなみにこの「festivity」を、ネット上の英和辞書で引いてみます。

英辞郎の場合

英辞郎で引くと、こんな感じです。(画面キャプチャーは音声データの付いた英辞郎Proですが、内容は同じです)

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複数形である必然性を示すような情報は特にありませんでした。

Weblio の場合

Weblio (正確には研究社)で引くと以下のようになります。
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研究社の辞書の方では、”通例複数形”で「祝いの催しごと」「お祭り騒ぎ」を指すと書いてあります。
とは言え、これでも個人的には「でも、なんで複数形?」と思ってしまいます。

ロングマン(Longman) 英英辞典の場合

ところがこれが、製本版のロングマン英英辞典 に付いてくるDVD電子版で調べた所、複数形の謎が解けた気がしました。
(残念ながらオンラインの Lognman は、コンテンツが異なり、この解説ではありませんでした)

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ロングマン英英辞典では、festivities は、「plural (複数形)」の時、「things such as drinking, eating, or dancing that are done to celebrate a spcial occasion」と解説されており、お祝いをするいろいろな行為をまとめて指す事が読み取れます。

単純に「祝いの催し事」と翻訳されると、複数形のイメージがわきませんが、ロングマン英英辞典の解説を読みと「飲む、食べる、踊る etc・・・」と、幾つもの活動をまとめて指すごった煮感を伝えるために複数形なんだろうな。というイメージがわきます。

正確に覚えないと、結構覚えるのがつらい・・

英語は暗記科目とは言え、言葉の意味をきちんと知らないと、逆に丸暗記では覚えにくくつらくなります。なので覚える事が増えてくると、できるだけ正確に意味を取る。というのは結構、重要なファクターになってくると思っています。

それを考えると、腑に落ちない単語があった時は、できるだけいろいろな辞書で調べた方がよさそうです。

ちなみに私は、ロングマンの DVD-ROM を PC にインストールしてちょくちょく使用しています。(一方で、恐らくメインであろう正本された紙版は殆ど使う事はありません・・・)

また、オンラインの Longman と内容が同じだと思っていたのですが、festivity と言う単語に関しては、有料で販売されている紙 (DVD-ROM) の方が詳しかったです。英語を本格的に勉強したい人は有料版をかっておくべきなのかもしれません。

DVD-ROM で付いてくる付属の電子版ロングマンのソフトは便利なのですが、起動がやや遅かったり、コピペができなかったり・・・とちょっと惜しい点もあります。とは言え、PCにインストール入れておくと便利なツールです。

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