オーストラリア訛りの講師のセミナーに出席する必要があったので、気になった発音をメモしてみました。
個人的には、オーストラリア英語は、インド英語以上にノックアウトされてしまう率が高いです。
オーストラリア訛りでは、「エイ」→「アイ」になり、面白ネタとしては
「I go to hospital today」
がオーストラリア英語発音だと
「I go to hospital to die」
になるのは有名だと思います。
この「エイ」→「アイ」変換だけでもかなりの日常単語がヒットするようです。
発音としては「エ」と「ア」の中間で発音しているというよりは、完全に「エ」が「ア」に聞こえました。
- A 「アイ」(アルファベット順に当てていこう。みたいな時に、いきなり”アイ”と発音しました。)
- eight 「アイト」
- sales 「サイルス」
- SAP 「エス・アイ・ピー」(ドイツの会社の名前で、普通は”エス・エイ・ピー”です。固有名詞でも「アイ」に置き換えられ独自の発音になります。)
- say 「サイ」(What are you going to say? みたいな簡単なフレーズが「サイ?え?」っという感じで一瞬理解できなくなります)
- make 「マイク」
- space 「スパイス」
- major problem 「マイジャー・プロブレム」
- pain 「パイン」(痛みの”ペイン”です。”パイン”だと完全に食べ物です)
- Spain 「スパイン」(国の名前も、お構いなしに発音が変わります。)
- name 「ナイム」(名前です。”name the country” 国の名前を挙げていって・・・という文脈でした。TOEIC の練習問題でも My name ・・・のオーストラリア英語を取り上げた問題を見た事があった気がします)
自社の組織の略称で ABC (エイビーシー)のような固有名詞があったのですが、その組織名を講師に伝えるために、こちらが A(エイ)と発音しても、講師の方は A(アイ)と発音しなおしてました。文字と発音が完全にアメリカ英語とは違った形で結びついていて頭の中で勝手に変換されてしまうようです。
私の場合は、文脈や状況から元の単語を推測して「あぁ。これは発音が変わっているんだな」と逆算してようやく理解できるような感じです。
この他に気づいたのは、”持って居る”の「have」は、理解できた範囲ではほぼ全て「have got」という言うイギリス式の言い方をしていました。
そもそも、時々何を言っているのか全く検討もつかない事も多かったので、「エイ」と「アイ」以外にもまだまだ修行が必要そうです。