リーディング 英語勉強法

英語記事のリーディングスピード

2020年2月15日

興味が沸いたある記事を Reading 速度を測りつつ読んでみました。2400語の記事ですが、私的には通常は避ける長さです。

記事の内容は、神奈川県の川崎市についてです。現在、川崎市は、ショッピングモールができたり、マンションができるようになって、どんどんその生活環境が変わってきています。
川崎市が川崎を「貧困地域を再開発して高級化しよう(gentrification)」しようとしている一方で、京浜工業地帯と言われるまで川崎の歴史を支えてきた労働者街や文化が失われて来ている。というのがこの記事の内容です。

gentrification」は、昔から存在する貧困地域などを再開発して、ある程度裕福な人を呼び込み「高級化」する事を指します。

難しい単語な気がしますが、個人的に遭遇するのは2度目で、昔、私の英語の先生かカナダのトロントが再開発をすすめる一方で、ホームレスの人々を一定の地域に集めるようにしている事を「gentrification」と言っていて「その単語なんですか?」「その地域を posh (高級化)する事をいうのよ」と言ってました。

再び出会う単語では無いと思ってましたが、また出会った事を考えると、必用ない単語なんて無いんだな・・・と思わされました。

大体 2400語ある記事なのですが、リラックスしてマウスの辞書を使いながら、途中気になった所は英辞郎できっちり調べつつ、「ま。このくらは・・」と途中、文法構造がわからない所は雰囲気で読んで、「30分と02秒」でした。普段、普通に楽しみながら読む感じを目指しました。

計算すると「80 words/分」です。

一般に TOEIC で要求されるスピードは 150 words/分。ネイティブは 300 words /分と言われているので、「遅っそ」・・・ですね(笑)

ちなみに、文法構造がわからない所は、途中でメモ帳に貼り付けたのですが・・・

In what became a catalyst for change, however, the deadly fire that erupted in Nisshincho in May 2015 burned down two of these cheap inns, killing 11 lodgers trapped inside.

です。「catalyst for change」は「変化を促すもの」で良く使われるぽいです。「catalyst :触媒」です。

全体の意味としては、「変化を促すもの」「2015年に11人が犠牲となる火事が日進町であった」のそれぞれが読めるし、間も想像で埋められるので問題ないのですが、綺麗に解釈しようとすると「?」となりました。

じっくり考えて見ると・・・「しかしながら、変化を促すものとなったその事件(what)で、その日進町で2015年に起きた火事は、2つの安い宿を焼き尽くし、11人が犠牲となったのだ」という感じかな・・・と思います。

もうちょっと短い記事を読んでみる

一方で、普通の英語のニュースは自分でどのくらいの速さで読んでいるんだろう。という事で、以下の記事を読んでみました。
日本語のニュースでもそうなのですが、普段、ニュースは一字一句読まず、英語のニュース記事も普段は読み始めて、段落で興味のある文が見つかった周辺をさらっと読む程度ですが、一字一句普通に読んでみました。840語の記事です。平均的なニュース記事だと思います。

結果は7分20秒で、110語/words でした。マウス辞書は1~2度使った程度で、わかり易い文章に感じましたが、遅い・・・
読むのが遅くなったのは主に、日本語の地名、人名でした・・・「何て書いてあるんだろう?」って何度か読み返しました(笑)

いずれにしてもまだまだ精進が必用なようです・・・

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