自分が2019年に、どんな勉強をしていたのか振り返りをしてみます。
英会話の番組
NHKの番組はクオリティも高く、コンスタントに見続けています。2019年に私が継続してみていたのは以下の2本です。
- NHK おもてなしの基礎英語
- ボキャブライダー
「NHKおもてなしの基礎英語」は、はじめに字幕無しでストーリーを見せてくれるので、基礎的なリスニングの勉強になります。井上先生のニュアンスの解説は大変役にたつし、番組自体が良く考えられているので、安心して勉強できます。
知らなかった表現や自分で使えるかな?と疑問に思った表現は、Anki に登録するという作業を繰り返しています。この作業はもう4年以上続けていますが、時々、未だに知らない表現がでてきます。
「え。そんな表現あるの!」みたいな事が時々あり「英語の勉強に終わりはないな・・・」と思わされます。
「ボキャブライダー」も、単純に単語だけでなく短い使えるフレーズが毎回でてきて、なるほど。と思う事が絶えない番組です。
英語の本
幾つか英語の本を読んでました。
- 「Mallice」 (「悪意」東野圭吾)
- 「The reason I jumped」 (「自閉症の僕が跳びはねる理由~会話のできない中学生がつづる内なる心~」東田直樹)
- 「三体」 (「The three-body problem」劉 慈欣(りゅうじきん))
一冊目の「Mallice」 は、東野圭吾さんの「悪意」ですが、日本語から英語に変換されている小説は、意外とスルスル読めます。少しづつ読んで、確か、一ヶ月くらいで読み終えた気がします。元々、「旅猫レポート」(有川浩)の英語版、「The Travelling Cat Chronicles)」が思いの外スルスル読めて、「日本語小説の英語訳は日本人には読みやすい」というのに気づいて、選んでみました。また、英語化されている日本人著者による本は、それなりに面白い本しか英訳されないので、テイストが自分に合うかどうかはありますが、基本的に内容も外れは少ないと思います。
二冊目の「The reason I jumped」も、英会話で会った人に勧められて読みました。これも元々日本語だったものが英語に翻訳されているので、スルスルと読めました。
三冊目の「三体」は、中国の小説家の”劉 慈欣(りゅうじきん)"の作品ですが、英訳されて2015年に優れたSF・ファンタジー作品に贈られる「ヒューゴ賞」をアジアン人で初めて獲得したSF小説です。これは、読みやすさと言う観点では、日本語から英訳された小説に比べて、やや厳しい感じでしたが、面白さにぐいぐいひかれて2週間ほどで、読み切りました。ただこの続編の「The Dark Forest」も読み始めたのですが、そちらの方は正直、それほど惹き付けられず・・・数ヶ月経った今も半分くらいしか読んでいません。英語の本については、こちらは長文を読む練習という事で、分からない表現があっても基本的に記録せず、読み飛ばしています。
英会話
英会話は 2019年は、2種類のレッスンで運用していました。
- きちんとした教材(DVD)を使用する英会話スクールに月4回(週一回)先生はネイティブ(グループ・レッスン)
- カフェ英会話のネイティブとのレッスンに月3回 (週1回)(グループ・レッスン)
合計で週2で英会話レッスンを受ける形です。英語ドラマの教材(DVD)を使いながらそれをベースにレッスンを受けるタイプと、東京都内では良くあるカフェで雑談する系の英会話です。基本的に両方のレッスンとも、分からない表現はメモを取って、後で Anki に投入しています。 振り返って見た所、今年はメモだけで、以下のようなコンビニのノートを3冊使い切ってました。(写真を撮った後、もう一冊発掘されました)
DVD 教材を使用するレッスンを入れたのは、きちんと体系だって勉強をしていきたかったのと、その教材がなかなか良い感じの教材だったので、続けています。また、ネイティブとただただお喋りするというのカフェでのグループ・レッスンも、たまたまいろいろ表現を直してくれる良い英語の先生を見つけたので、続けています。過去にプリント教材を使ってやるような英会話も行っていましたが、効果が薄いかな・・・という事で、2年ほど通った後に辞めています。先生自体は良かったのですが、そうなると、不自然な英語表現でも直してくれないため、間違った表現でもスルーされてしまっているようで、「このままでは良くないな・・・」という事で。厳し目の先生を見つけたので、そちらにシフトしました。英会話のスキルは1年前と比べると進歩したかな・・・とはっきりしないのですが、2年前と比べるとそれほど進歩はしている感じはしています。(具体的にどう。というのは難しいのですが・・・)ただ、やはりどんなシチュエーションでも困らず、焦らずにというのは全然できておらず、もっと会話量を増やす必用があるな。。と感じています。
Anki / Ankidroid
一日400枚程度あるカードを通勤時間で全てやるのは、退屈になってきたの、毎日全部やろう。という考えは捨てて新しく追加したカードを中心にやるようにして、それ意外は読まないで、早送りするようにしました。(Anki ではサボり防止のために一括して、学習済みにできないので、早送りするしかありません)
だいたい、2年間で3000枚くらいカードが増えているので、1500枚/年程度でカードが増えている事になります。
Ankiは長い事続けていますが、過去に自分が出くわした単語、表現を集約しておくメモ帳としてとても便利です。
2019年に見つけた便利ツール
最期に20119年に使用頻度が多かった便利ツールをご紹介します。
- Mouse Dictionary : ブラウザで長文を読むときのポップアップ辞書です。以下の記事で紹介されている、辞書です。長い英語の記事を流し読みする時に重宝しています。https://qiita.com/wtetsu/items/c43232c6c44918e977c9
- Grammarly : 英語の文の校正をしてくれるツールです。フリー版で、英単語のスペルミスや冠詞の付け忘れ等をチェックするのに使っています。私はGrammarlyでエラーがでなくなったら、とりあえずOKという事にしていますが、実際には Grammarly で完璧にしても、さらにネイティブに修正される。という事があるようです。あくまで最低限の文法上のエラーをチェックをしてくれるツール。と思っておいた方が良いと思います。https://app.grammarly.com/