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2014年 TOEIC 12月公式テストの感想【結果:990点】満点!

2014年12月20日

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個人的な TOEIC 受験時の感想メモです。
後で読み返して「あの時はこんな事を考えていたんだ・・・」と楽しむ?ためにメモしています。
 

準備

・午前中は自宅で、Reading の問題を解く。ようやく 「TOEIC テスト究極の模試600問」を一通り終える。
・今回の会場は有明の国際展示場の近くで、周りのお店は全て日曜で閉まっており、陸の孤島状態。
近くで食べようと言うあてが外れる。
・セブンイレブンだけは空いていたので、セブンイレブンでパンを買って、近くで立ったままパンを食べる。

受験時の自分のレベル

11月の公式テストから1ヶ月未満のため、ほとんどレベル感は変わらず。
Listening は、会場の音響のせいもありかなり難しめ。(問題レベルでは無く音響レベルが悪かった)
青色の帯だったので、マイナーフォーム。

Part1 多分、全部できた気がする。ミス無しのはず。簡単だったかも。そろそろ難しくなってもいい頃。
Part2 特に感想無し。音声がもわっとして聞きにくい。「あぁ。多分こう言っているんだろうなぁ。」と思う事が多々。
Part3 特に感想無し。
Part4 先読みが間に合わないのが一つ。勘。
Part5 なんとなくあっている気がするけど、意味がわからないのが一つ。頭に血が上っていたのかも。
Part6 選択したものの何だか「もやっ」としてすっきりしないものが一つ。Part6終了時で 2時6分。久しぶりに良いペース。
Part7 2分余る。(Part6を2時6分に通過して Part7に2分しか余らないのはちょっとどうかな・・・)

Part5~Part7 で 3つくらい個人的に難しい単語があった。

覚えて帰ってきた単語の1つは、検索してみると結構ハイレベル単語(英辞郎でレベル9分類)だった。
(問題の内容をブログで書く事は TOEIC から禁止されているのでどんな単語かは割愛)

その他の感想・出来事

・有明の会場はとにかく巨大。確か18人のブロック x 20 列まであったので(記憶が薄れているのでやや数違うかも)、計算では360人収容できる会場。過去最大。
・セブンイレブン以外の食事処は全て日曜で閉店。陸の孤島状態。セブンイレブンで買ったパン1個を隅っこで立ったまま食べる。
・音声の状態はこれまでで一番悪かった気がする。とにかく「もやっ」としていた。ちょっとした「a」とか「s」とかで文章の区切りが理解できて、全体の文章構成も逆算で聞き取れたりするのだが、そういうレベルのリスニングは無理目。リスニングの難易度は音質的な意味では過去最高の気がする。横幅が150m くらいあるので、端っこの人は、反対端のスピーカーから来た音声を 150[m]/340[m/s] = 0.4秒遅れで重ねて聞こえているはず。音速の公式 「V=331.5 + 0.6t (m/s)」がスラスラでてきて、未だに覚えている事に自分でびっくり。
・会場は巨大なものの受付が1つで、受付の前に行列ができていた。
・前の会場も大きかったが、大きな会場はとにかく会場運営がバタバタしている。会場の係が大きな声でなんども「お手洗いに行く時は、貴重品を置いて行かないようにして下さい」と大きな声で叫びながら通り過ぎたり、いろいろあり落ち着かない空気がある。受験者に対して同じ割合の人員を配置しているのだろうが、ある程度のサイズの部屋に区切らないと、混乱するように見える。次回の会場設営の時は気をつけたい(私が設営できるわけじゃないけど)
・会場のエアコンの風が冷たくて体が冷えてきたので、ジャンバーを着たまま試験を受ける。会場が大きいとエアコンも大味。
・毎回試験官の人は、真っ黒なリクルート・スーツのようなスーツだが、今回は2名ほどグレー系のスーツを着ている人を目撃。何故かちょっと安心。黒スーツを持ってない私でも試験管ができそう(依頼は絶対来ないと思うけど)

次回の自分へのフィードバック

・会場の周辺は事前チェックする事。おなかが空いたまま挑む事になる。有明の日曜は陸の孤島。
・2回続けて音響の状態が悪かった。音響対策も含めてさらなるリスニングの訓練が必要。どんな環境でも日本語のように聴き取れるようになる。
・Reading がまだまだ遅い。鍛錬が必要。
・Reading が弱いので試験日の午前中は自宅で Reading スピードを計る調整をする。会場までは Walkman で Listening の耳を慣らす。
・前回は覚えていた Part7 のSP(シングルパッセージ)とDP(ダブルパッセージ)の時間配分を忘れている。 SP は 2:35分がデッドライン。

結果

TOEIC 初の満点でした ! 990点 (Listening:495、Reading:495)
toeic_score1

アメビはというと、こんな感じでした。Listening で結構間違っているようです。
確かに、受験時の感想を読むと『「あぁ。多分こう言っているんだろうなぁ。」と思う事が多々。』と書いてあるので、なんとなく雰囲気で回答した所はやられたようです。
toeic_score2

今回は点数の振れ幅の上限にヒットしただけですが、後はこの点数を 安定化 → アメビ満点化する事に力を注ごうと思います。
Anki に入れた問題の解答の反射速度もまだまだなので、まずは手持ちの未習得な部分をきちんと習得する事かなと思ってます。

満点を初めて取った感想

私の本棚に「TOEICテストスコアアップ体験記」という本があります。1999年後半の版なので、恐らく2000年前半に手に入れたと思われます。

最近は高得点者がブログにどういう勉強をしているのか書いてくれるようになってきていますが、2000年前後はブログという概念自体が無い時代だったので、貴重な本でした。

この本の中で紹介されている最高点が975点の68歳の方です。当時は神様のように思っていました。

初版が 1998年なので、それ以前の点数だと思われますが、当時は TOEIC の問題集も今に比べて殆ど無かった事を考えると、単純に現在の同じ点数とは到底比較できない驚異的なスコアだと思います。
「自分は一生このレベルは関係ない」と思っていましたが、今、振り返って見ると感慨深いものがあります。

TOEIC のスコアは英語を勉強すれば自然に上がるものだ。と思っていました。なのであくまで TOEIC以外の独自の勉強を2000年~2010年は散発的にしていました。

TOEICのスコアを上げる勉強をはじめた経緯を振り返ってみます。

2011年に会社の補助が切れる前に、友人の薦めるベルリッツに通ってみたい。と言う事で、ベルリッツに通った事で英語熱に火が付き3ヶ月のベルリッツ終了後に、伸びを計るため TOEICを受けてみました。その時はは、自分でもまぐれ感ありありの900点でした。その後、TOEIC用の勉強というのは特にせずNHKの語学番組などを見たりしながら勉強していました。
そんな中2012年頃に、”TOEIC用の英語スクール”を知り合いから紹介され、2ヶ月ほど興味本位で参加して、周りのレベルの高さに圧倒されたのが事のはじまりでした。それまでも TOEIC用の参考書を買った事はありましたが、きちんと最後までやる体力が無かった気がします。公式問題集すら全部解いた事は無かったです。

まずは、TOEICの単語集を一生懸命覚えたり、自分で手の付けやすい参考書をやり始めました。ただ、その頃も満点は取れるとは思ってなかったので、勉強の感じは、それほどストイックでは無かったです。ただ「TOEICで自分の苦手な所をつぶす」という事で英会話スクールに通ってみたり、各種無料体験レッスンや、有料の1日レッスンに通ってみる。という作業を暇を見つけて開始しました。今の勉強の基礎になっている Ankidroid に出会ったのもこの頃で、TOEIC用の単語を覚えるためです。

ベルリッツに行ったのも、TOEICスクールに行ったのも友人がやっていて、薦められて。ですが、私の場合、他にやっている人がいるとやる気が出やすいようです。

その後、2014年の1月のに980点を取った時に「もしや満点行ける?」と思い、かなりストイックに勉強しはじめました。勉強ログを一時期取っていたのですが、焦り始めた今年の後半は、土日にそれぞれ5~8時間は勉強していたようです。990点に達するまで約1年かかりましたが、正直、点数を見た時は思わずガッツポーズが出ました

社会人なので、基本は土日に勉強ネタを Ankidroid に仕込んで、平日の通勤時間に勉強する。というスタイルでした。通勤時間が全て勉強時間なので、日々息をついた感じがしない日常で「いい加減休みたい!」の連続でした。もちろん土日も通勤時間分は最低でもカードをめくらないと行けません。でも、実際はちょっと休みます。するとそのやらなかった分の処理のために土日が大いに浸食されます。という本当に長い道のりでした。

が、TOEIC で当たり前のように満点を取り続けている人に比べると、圧倒的にマダマダ感があります。
実際に満点を取れたものの、学生時代のテストで満点を取った時と違って、テスト後に満点への確信感が無く、地に足が付いた感じがしないのです。

とは言え、ようやく満点にかすったので、1週間くらい休みたい所ですが、1週間休むと AnkiDroid のカードが偉いことになるので、休めません・・・_| ̄|○。長い道のりはまだまだ続きそうです。

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