英語学習用ツール

Ankidroid の使い方の個人的なコツ

2014年5月3日

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個人的な Ankidroid 使用のTIPS をご紹介します。

電車の中では座らない

Ankidroid の使い方のコツというより、Ankidroid を使う人の使い方のコツです。
私は、いつも電車の中で Ankdroid をしていますが、電車の中で座ってしまうと「寝て」しまいます。私の場合は、朝はそもそも座れないのですが、帰りはつい座ってしまうと、疲れているので寝てしまいがちです
座る事でリラックスしすぎる事もあるので、できるだけ集中するために、電車の中では座らないようにしています。

家で時間を取って勉強する方が個人的には、はるかに大変なので…電車の中でできないようでは、家ではなおさら時間を取るのは気力が必用なので、個人的にはほぼ不可能へのチャレンジとなります。ですので、できるだけ電車の中でやるようにしています。

単語帳はできるだけ文章で入力

単語帳は、文脈が単語のニュアンスをさらに明確にしてくれるので、できるだけ文章で入力しています。あまり暗記にふさわしく無いような文章であれば、辞書の用例などから覚えやすい文章を探しています。
また、文章で入力する事で、何度も繰り返し読む事になるので、英文に対する読解力を上げる目的もあります。

母国語である日本語でも、語法に迷ったときは、文脈でその形容詞だったり動詞の用例を思い出すと思います。例えば「耕す」を「農地を耕す」とは言いますが「道路を舗装前に耕す」とすると違和感があるのは、言葉をある文脈の中で覚えているからだと思います。そういう意味でも単語単体ではなく、文脈で覚えるのは大切だと思います。

他にも、単語帳にする時は、以下のような事に気をつけています。

1. 簡単な単語でも日常の生活で使えそうなら問題に

2. 理解できる表現でも「英語的」と思ったら、その表現になじむため、できるだけカードに盛り込む

3. 名詞の場合は、冠詞の有無も問題に入れ込む

4. 一番はじめにも書きましたが、「単語だけでなく、文章で入力する」

例えば、以下のような感じでカードを作っています。(例文は「全問正解する新TOEIC TEST 990点対策」の Part3 のリスニング問題より)

カードの表

On January 20, we're holding  (本のサイン会[3])  by Fred Glenn, the first in a series of planned appearances by renowned authors.
※[3] と入れているのはここの答えが3語ですよ。という意味。

カードの裏

On January 20, we're holding a book signing by Fred Glenn, the first in a series of planned appearances by renowned authors.

「サイン会」という単語は日常会話で使えそうなので、虫食いにしています。文章で入れて何度も繰り返し読む事で、「hold a book signing」の「hold」の使い方にもなじむ事ができます。自分で覚えているようでも、リスニングの問題や日常会話で即座に反応できなければ意味がないので、文章で入力して何度も読む事になるようにしています。「サイン会を開く」で「hold」毎、虫食いにしてしまっても良いかもしれません。

この「即座に反応(理解)する英語力」というのは、TOEICでも日常会話でもとても大事だと思います。
私も TOEIC の勉強をはじめる前は勉強方法にこの概念がありませんでした。少し考えてしまうのもよしとしていました。実際の現場ではじっくり考える時間は無いので「英語はスピード」と言うのは一つの真理のような気がします。

また「a book singing」と「a」も入れて単語として覚えます。冠詞を入れた状態で単語をイメージできるようにします。冠詞の有無は、参照にする元の文によって文法的に間違っている可能性もあるので、間違って覚えても良い。くらいの気持ちで覚えています。

本当は、「the first in a series of planned appearances 」の所もとても英語的な表現なので、虫食いの形で問題にしたいのですが、これを日本語にするとニュアンスが消えてしまうので、このカードの問題を解くときに強制的に「目を通す」事を目的にしてます。何度も目を通せば、このニュアンスが体にしみこんでいく。と思っています。

また、カードをめくった時に、重要な所は目につくように青字にしています。Ankidorid の Flashcard は、入力時に色を付ける事ができるのでその機能を活用しています。

気になる事はなんでも入力

Ankidorid 自分で単語帳を作れるので、中にどんな事でもかけます。例えば、自分で使っているものを公開するのは、ちょっと恥ずかしいですが、以下は私の単語帳の一部です。(例文は「全問正解する新TOEIC TEST 990点対策」の Part3 のリスニング問題より)

カードの表

We hope that these new burritos will show that we are a healthy option for diners (予算の少ない[3]).

Q) diners の発音

カードの裏

We hope that these new burritos will show that we are a healthy option for diners on a budget.

A) diners ダイナーズ

虫食いの問題と、発音も同時にカードの表に問題として書き込んでいます。

とりあえず、自分が「ちょっと怪しいな」「苦手だな」と思った事は、どんどんカードに問題として書き込んでいます。

統合的な英語管理ツールとしてのAnkidroid

スマホ時代の単語帳。AnkiWeb(アンキウェブ)/Anki(アンキ)/AnkiMobile(アンキモバイル)/AnkiDroid(アンキドロイド) の使い方」の方でも書きましたが、いろいろ勉強した形跡をバラバラに管理すると、見返す事がなくなってきます。
私は、英語の勉強集中管理ツールとして、Ankidroid を使用しています。そうする事で、過去の勉強した経緯が後で目につきやすくなりました。

最近、本棚を購入したため部屋の片付けをしたのですが、「このノートは何だろう?」という事で開いてみて、ノート1冊にびっちり勉強の痕跡を発見した。という事がありました。しかも自分で勉強していた内容が難しくて、全く理解できませんでした。恐らく相当時間をかけて勉強しているはずなのですが、あまりにももったいないです。こう言った英語学習はどこかで、知らぬまに英語の基礎は築いているはずですが、勉強の効率が悪すぎる気がします。

例えば、市販の単語帳をベースにした単語帳以外にも以下のような自分で作成したカテゴリーの単語帳が私の Ankidroid に入っています。
本、映画、英会話スクール、その他日常で発見した表現、などのカテゴリーで英語をため込んでいます。

  • 「映画」 映画で見つけた表現などを入れるための単語帳
  • 「日常で発見した表現」 ネットで出くわした表現などを入れる単語帳
  • 「仕事で発見した表現」 仕事で出くわした英文などを入れるための単語帳。(最近、社内の文章などが日本語化されない傾向がでてきたので作成)
  • 「NHKニュースで英会話」 NHKの語学番組の「ニュースで英会話」で見つけた表現を記録するための単語帳
  • 「NHK Trad Japan」 今は放送されていない NHK の語学番組「Trad Japan」で見つけた表現を記録するための単語帳
  • 「空耳アワー」 タモリクラブの「空耳アワー」で見つけた表現を記録するための単語帳
  • 「Holes」これは、初級者向けの英語のペーパーバックです。小説内の表現のうち気になったものを体力が続いた分だけ単語帳化しています。
  • 「英会話」 英会話スクールで見聞きした単語を登録しています。
  • 「TOEICパート1・パート2特急難問」 TOEICの対策本で慣れてかった。知らなかったフレーズ・単語を登録しています。
  • 「日本人なら必ず誤訳する英文」 英語の文庫本です。わからない、知らなかったフレーズ・単語を問題化して登録しています。
  • etc…

ちなみにこれらの単語帳は膨大な量になっているので、1日で一通りこなすのは不可能です。ですが、気が向いた時にためにめくってみて思い出す(というより完全に忘れている事が多いです)という使い方ができ、過去に行った勉強が無駄になりにくいです。

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