Android タブレットでの「ウィズダム英和辞典」の使い勝手がなかなかよかったので、今度は「OALD: Oxford Advanced Learner’s Dictionary 8」を購入してみました。
使い勝手
起動時に一瞬だけでるスプラッシュ画面です。起動時間も私の端末だと1秒未満で「ウィズダム英和辞書」と同程度か0.1秒くらい早い感じです。
起動させたままでも、長い間つかってないと再び表示される事もあるようです。
Android Tablet を意識してないのか、やや画像の解像度とデザインが大味です。画面サイズを選ぶような設定は特にありません。
操作感は、以前購入した「ウィズダム英和辞書」とそれほど変わりません。レイアウトもほぼ一緒です。
若干勝手が違いますが、両方を平行して使用しても、まようような事は無いと思います。
語句検索は「ウィズダム英和辞書」と違って前方一致や、後方一致のような機能はありませんが、普通の感じで検索してくれるので特に困らないと思います。
表示項目の多い単語は、若干表示に時間がかかる事があります。”come” で3秒くらいでした。
発音が2種類あるのは、イギリス英語とアメリカ英語用です。発音が違う単語を見つけるのが面白いです。
辞書内で使う略語一覧です。略語は私ははじめわからず「?」と思いました。
オフライン環境での使用
インターネットに繋がっていなくても通常の辞書検索や単語の発音については可能でした。
例文を読み上げてくれる機能がありますが、例文の音声についてはインターネットからのダウンロードが必要なようで、オフライン時は使えません。
安定性
今のところ特に問題ないです。落ちたのを見たことがあるようなないような・・・というレベルです。
その他の機能
私は基本の辞書検索以外は殆ど使っていませんが、その他に「Favorite」などのお気に入りのリストを作成する事ができたり、過去に検索した単語の一覧のリストを見る画面があったりします。
どんな時に使っているか
個々の単語の解説や用例は、「ウィズダム英和辞典」と違ってかなりあっさりしています。一方で、ペーパーバックなどを読んでいて、わからない単語を調べる時は、こちらの辞書の方が載っているケースが多いです。
細かい文法や日本人的視点からいろいろな用法を調べて”考える”のには「ウィズダム英和辞典」の方が向いていると思います。たくさんの用例や日本人が間違えやすいような事柄についての解説もあります。
TOEICが930くらいを超えくらいで英英辞典に殆ど抵抗がない人や、ペーパーバックや新聞など英文を読み進める用途の人はこちらの 「Oxford 英英辞典」の方が良いかなと思います。
とは言え、人間なので、いつも同じ辞書で調べたいというかと言うとそんな事もなく、どういう調べ方をするのかは気分によります。その時々でどちらで調べるかは気分によるので、両方持っているのが一番良いでしょう。
総評
シンプルで使いやすいアプリで、大満足のアプリでした。